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ロイヤルボックス ◆ROYAL9uibY 「………ん?」 気が付くと、桂木弥子は見知らぬ場所に横たわっていた。 瞼を開けると、フローリングの床が目に入った。 素材や感触から、ここが体育館であることがわかる。 自分はここで眠ってしまったのだろうか。 不思議に思いながら身を起こす。 「何……これ……」 弥子は辺りの光景に驚愕した。 床の上には五十人は越える人々が倒れている。 外は夜なのだろう。窓から入る光は無く、体育館内は照明の光で照らされている状態だ。 弥子が横たわっていた場所は、ステージを前とすれば、そこから一番遠い後ろの壁近く。 自分の知る学校ではないが、どこかの学校の体育館に居るらしい。 いったい何が起こっているのかと身を固くするする弥子に、突然声がかけられた。 「先生、ようやくお目覚めになられましたか」 聞き覚えのある声に、弥子は振り返る。 そこに居た人物は魔人探偵、脳噛ネウロ。 弥子を奴隷のように、いや、奴隷以下の待遇でこき使い、食糧である『謎』を求める魔界の住人である。 「ネ、ネウロ!?」 「はい、桂木弥子魔界探偵事務所所長である先生の忠実なる下僕。助手の脳噛ネウロです」 何が忠実な下僕だ。 実際の関係はまったく正反対のものではないか。 弥子は心の中で悪態を吐く。 声に出さないのは、そんなことをすれば首を百八十度ねじられるのが目に見えているからだ。 少しばかり不平が募ったが、今は知り合いが居たという安心感の方が大きい。 とりあえず、この助手モードのネウロと話しをしようか。 「ネウロ、何か知って……」 「先生、見てください。他の皆さんも目覚め始めたようですよ」 弥子は話しかけようとしたが、先に口を開いたのはネウロの方だ。 ネウロが指さす方を見れば、ネウロの言う通り、倒れていた人々が起き始めているところだった。 彼等もどうしてここに居るのかわからないらしく、辺りを見渡したり、自分の状況を確かめようとしている。 「……ん? ここはどこだお?」 「どういうことだおい」 「どこよここ。これってどういう状況?」 「うわっ! コスプレ!?」 体育館内に、ざわめきが広がっていく。 「皆さん、落ち着いてください!!」 そんな人々に向かって、ネウロが一際大きな声を発し注目を集める。 全員の目が集まったことを確認すると、ネウロは爽やかな顔で言葉を続けた。 「誰か、何故私達がこのような場所で気を失っていたのか、わかる方はいらっしゃいませんか?」 ネウロが人々に向けて質問を飛ばすが、人々はお互いに顔を見合わせるだけで、質問に対する答えは返ってこない。 「ふむ。誰もここに居る理由がわからない、と……。実は、私達もここに居る経緯がわからないのです。ですが、ご安心ください! この名探偵桂木弥子が華麗に『事件』を解決し、ここに居る全員を無事に送り帰す! と先生はおっしゃっています!!」 毎度お馴染みの『先生がおっしゃっています』宣言をすると、ネウロは弥子の背中に手を掛け前へと押し出した。 「うわっ、ちょ、ちょっとネウロ」 「黙って我が輩の言うとおりにするのだ下僕。ここは人間界とも魔界とも違う、何か異様な気配がする。今の内に主導権を握れなければ──」 ──死ぬぞ。 ネウロが耳元で囁かれたその言葉に、弥子は背筋をぞくりとさせる。 いつもの脅し文句などではない。本気の声色だった。 これはそこまで拙い(まずい)状況なのか。 ネウロは、私達もここに居る経緯がわからないと言っていた。 それが演技の内ではなく、本当に『何もわからない』のだとすれば……。 いや、ネウロに限ってそんなはずがない、と湧きあがった不安を押し込めた、その時だった。 「おいおい、そんな後ろを向いてもらってちゃ困るぞ。これから『バトルロワイアル』の説明を始めなきゃいけないんだからな。 ここに居る全員は、ステージに注目しろ」 体育館に取り付けられているスピーカーから、声量が増幅された女性の声が響いてきた。 その声に反応して全員がステージに目を向けると、今まで下りていたステージの幕が上がっていく。 徐々に上がる幕の隙間から、ステージ上に立つ人物の姿が見えてくる。 どうやら、ステージに立っているのは一人だけらしい。 ステージに立つ人物は、地面を踏みしめるように大きく足を広げている。 スカートが見えてきた。どうやら女性のようだ。スカートの下には黒いスパッツを履いている。 女性の隣には、直径一メートルほどの黒い球体が鎮座している。何かで固定されているのか、その黒球は微動だにしない。 制服を着ている。どこかの学生なのだろうか。弥子はその制服を見たことはなかった。 恐らくはこの女生徒が先程スピーカーから流れた声の主なのだろう。手にはマイクを持っている。 そして、幕が女性の顔の前を通り過ぎたところで、その異様な風体が衆目に晒されることとなった。 『普通』ではない。一目見ただけで誰もが認識できる、明らかに『異常』な格好だ。 一体何の意味があるのか、それとも盲目なのか、女性は頭部の周囲に布か何かを何重にも巻いており、自身の両目を完全に塞いでしまっている。 あれでは何も見えないだろう。 それなのに、まるで問題なく見えているかのように群衆を見渡すと、口元を吊り上げながら信じられない事を言いだした。 「これから、お前達には最後の一人になるまで殺し合いをしてもらう」 一体何を言っているのかと、その場に居る全員が思ったはずだ。 だが、その笑っている表情とは裏腹に、女性の言葉からは冗談で言っている気配が微塵も感じられない。 「平戸同級生! 貴様は自分が何を言っているのかわかっているのか!!」 凛ッ! そんな擬音が聞こえてきそうな勢いで、壇上の女性に向かって叫ぶ者が現れた。 平戸同級生、と呼ばれたステージ上の人物と同じ制服を着ていることから、彼女と同じ学校に通う同学年の者なのかもしれない。 「一体何事かと問うつもりであったが、殺し合いをしろだと!? 冗談では済まされんぞ!」 「冗談じゃあないよ、黒神めだか。本気だぜ」 ステージ上で終始にやけている女性、平戸ロイヤルはめだかの言葉に対してそう答えた。 しかし、そのような返答に黒神めだかは納得しない。 大勢の人間の拉致に加えて殺人の強要。 自身の愛する箱庭学園の生徒が犯罪を犯そうとしている。 拉致については未然に防げなかったことが悔やまれるが、まだ引き返せる余地はある。 めだかがロイヤルに向けて何か言おうと口を開いたが、言葉が発せられるより前に別の人物が声を上げた。 それは、誰かに語りかける気のない、現状を機械のように淡々と吐き出すだけの独り言のようなものだった。 「警告。Index-Librorym-Prohiditorumは意識を失い未だ覚醒していません。周囲から異常な干渉を感知。 書庫内の一〇万三〇〇〇冊により周囲、および自身にかけられている魔術を逆算。失敗、該当する魔術は発見できず。 未知の魔術による攻撃と判断。現状、一〇万三〇〇〇冊の『書庫』の保護を優先し、元凶と見られる存在への攻撃を開始します。 ───元凶に対して、最も有効な魔術の組み合わせに成功しました。これより特定魔術、『聖ジョージの聖域』を発動。 元凶の破壊、及び危険要素を排除します」 声の主は白い修道服に身を包んだ少女だ。 少女が感情の籠もっていない無機質な言葉を述べ終えると、少女の両眼に血のように真っ赤な魔法陣が形成される。 形成された魔法陣が直径二メートル強の大きさに拡大し、少女の顔前に展開される。 少女がステージ上の平戸ロイヤルへと顔を動かすと、その動きに連動して魔法陣も移動した。 『聖ジョージの聖域』が発動される、その瞬間。 爆発音と共に少女の頭部が弾け飛び、血や脳漿を周囲にばらまいた。 その純白の修道服は自身の血肉で赤く染まり、飛び散った肉片は少女を中心に放射状に広がっている。 まだ心臓が動いているのだろうか。 無くなった頭部から新鮮な血液を垂れ流しながら、少女の体はぐらりと倒れた。 倒れた衝撃で、薄桃色をした柔らかい中身が、べちゃりと外に漏れ出した。 「きゃあああああああ!!」 「インデックス!!」 「うっ……」 体育館内は悲鳴で埋め尽くされた。 中には嘔吐する者も出てきている。 「見ての通りだ。お前達の頭には爆弾を仕込んである。逆らおうとすれば今のように爆弾を爆破させるぞ。黙って説明を聞いてもらおうか」 平戸ロイヤルは狼狽える人々などお構い無しに、表情も口調も一切変わることなくマイクを使って話を進める。 だが、頭に爆弾を仕込まれていると言われても、爆破を見せつけられたとしても……否。 惨劇を見てしまったからこそロイヤルの話を遮る者が居た。 「箱庭学園一年十三組平戸ロイヤル!!」 黒神めだかは今までにない剣幕で、惨状を引き起こした人物へ食ってかかる。 その目に涙を浮かべ、奥歯を軋ませながら言葉を続ける。 「今の凶行は……貴様が引き起こしたのだな? 貴様の仕業で間違いはないのだな!?」 「そうだよ。そう言ったじゃないか。理解したなら黙って説明を聞いてくれ。今の奴みたいにはなりたくないだろう?」 「これが黙っていられるものか!!」 激昂するめだかに変化が現れる。 藍色に近い美しい頭髪が、徐々にその色を濃くして行き、より深い色へと変わっていく。 「頭に爆弾があるのが事実だとしても、例え四肢がもがれようとも首が切り離されたとしても! 箱庭学園生徒会長として、これ以上貴様の愚行を見過ごすことはできない! 何か思いつめる事があったのだろう、こうしなければならない深い事情があったのだろう。 それに気付くことができなかったのは私の落ち度だ。だが、貴様がしたことは到底許されることではない! 平戸ロイヤルよ! 生徒会長命令だ! 今より私と共に警察へ出頭し、己の罪を償うが良い!!」 この言葉を言い終える頃には、めだかの髪は漆黒へと変貌していた。 顔は鬼のような形相となり、 今にもロイヤルに掴みかかりそうな程の怒りを露わにしている。 しかし、めだかはロイヤルを信じている。 きっとロイヤルは己の行いを後悔しているに違いない。過ちを起こしてしまったと、間違いを起こしてしまったと悔いているに違いない。 そう思っているからこそ、めだかは今の自分を律することができている。 箱庭学園生徒が殺人を犯した。これは生徒会長である自分の責任でもある。 もし、ロイヤルが警察への出頭を拒むようであれば―――その時は無理やりにでも連れて行き、そして会長の役職を辞任しよう。 「乱神モード……いや、今は改神モードだったか。これは拙いな。予想はしていたが、このままでは何人もここで殺すことになりそうだ」 反省の色のない、まるで過負荷のようなその物言いに、めだかの理性は吹き飛んだ。 床を踏み砕く勢いで跳躍し、平戸ロイヤルに掴みかかろうとする。 「なにっ!?」 だが、床は砕かれていなければめだかもその場から一歩も動いていない。 否、動けない。 何故か全身が硬直しており、口以外を動かす事が不可能となっている。 周りからも驚きの声が上がっていることから、どうやらロイヤルを除いた全員に、めだかと同じ現象が起こっているらしかった。 「爆弾に怖気づいてくれれば楽だったんだけどな。ベクトル操作だの時間停止だのを使われると流石に面倒なんだよ。 それに、これ以上人数を減らすわけにもいかない事情があるんでね。 『バトルロワイアル』のルールを書いた本をデイバッグの中に入れておいたから、詳しい事はそれを読んで確認してくれ。 お前達には、これから殺し合いの会場に行ってもらうぜ」 ロイヤルがそう宣言すると、人々の体が足先から徐々に消えていった。 「なんだなんだ!?」 「どうなってンだ!?」 「これは……!?」 自分の体が消える事態に、人々に動揺が走る。 ロイヤルはどよめく人々を無視して言葉を続けた。 「そうそう、重要なことは今伝えないといけないな。一つ、会場中に設置したこの黒い玉から、六時間ごとに禁止エリアと死亡者の放送を行う。 聞き逃しても、適当にいじればある程度の情報は得られる。黒玉によっては、誰が何人殺したか、誰に殺されたかなんかを知ることもできる。 どんな機能があるかは試してみてからのお楽しみだが、この玉を移動させることはできないから注意しろ。 そして、これが一番重要なことなんだが―――」 ロイヤルは一呼吸置くと、告げた。 「生き残った最後の一人の願いは、どんなことでも叶えてやるぞ! 死者の蘇生から全ての魔女を消し去ることまで、文字通りどんなことでもだ! 無論、魔法少女になるとかそんなデメリットはないから安心しろ。このバトルロワイアルで死んだ奴等を生き返らせることでもオーケーだ。 殺し合いの記憶を消して元の場所に戻してやっても良い。だが、それは最後の一人の願いがそれだった場合の話だ。 優勝者の願いが大金持ちになりたいとか、永遠の命が欲しいとかのありきたりな願いだったら、死んだ奴は死んだままだな」 「何故だ! 何故こんなことをする!! 答えろ、平戸ロイヤル!!」 めだかが叫ぶ。足先から消えていた彼女の体は、もう胸のあたりまで消失していた。 他の人々の中には、すでに頭が消え去っている者もいる。 ロイヤルは答える。 「五十七人分のエネルギーを集めるためさ。こっちだってこんなことは不本意だったんだぜ? でもな、安心院なじみを始めとした、少年ジャンプでいうラスボスに対抗できる力が欲しいと願ったら、こうなっちまったんだ」 そう言ったロイヤルの顔は、目隠しによりその表情を伺い知ることはできないはずなのに、どこか、悲しそうな顔に見えた。 「平戸ロイヤル、貴様は……」 そこまて言って、消失範囲がめだかの口元に達してしまい、言葉の続きが体育館内に発せられる事はなかった。 最後までロイヤルから逸らさなかった双眸も消えていく。 体育館に残った人物は、平戸ロイヤル唯一人となった。 「悪いな、黒神めだか。もう、後戻りはできないのさ」 床に転がるインデックスを見つめながら、平戸ロイヤルは小さく呟いた。 しばらくしてから、ステージ上の黒球に手を触れる。 すると、先程の群衆ち同じように、ロイヤルの体も消えて行く。 ここは、平戸ロイヤルの用意した箱庭だ。 この会場に名前を付けるとすれば、『箱庭(ロイヤルボックス)』が相応しいだろう。 平戸ロイヤルがこれから移動する場所は、参加者から干渉されず、且つ参加者の動向を逐次監視できる『特等席(ロイヤルボックス)』。 場所は違えど、生きている者達は全員、ロイヤルボックスへと移動を完了させた。 体育館に残っているのは、黒い球一つと、赤に染まった修道女の死体だけとなった。 【インデックス@とある魔術の禁書目録 死亡】 【残り 58人】 【主催者 平戸ロイヤル@めだかボックス】 二次元キャラバトルロワイアル─────────始動!! 時系列順で読む 戻る 次へ:なにもかもがわからない 投下順で読む 戻る 次へ:なにもかもがわからない キャラを追って読む 行動開始 桂木弥子 桂木弥子の世にも不幸せな物語 行動開始 脳噛ネウロ 貴様の物は我輩の物 我輩の物も我輩の物 行動開始 黒神めだか 舞い降りし道標 行動開始 インデックス 死亡 行動開始 平戸ロイヤル ▲
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アイスアックスMkⅦ 素材名 個数 メモ アイスアックスMkⅥ 1 - フブラダート 7 - アイスアックスMkⅧへ アイスアックス素材表へ戻る
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No 名前 ★ コスト タイプ 属性 HP アタック ガード 0016 レギュラーアックス ★★☆☆☆ 9 アックス - 000 075 000 スキル Lv:-- アックスディバイド アックスの衝撃波で遠くの敵を攻撃する Lv:9 アーマーブレイク 気合の一振りで敵の防御力を下げる(小) Lv:18 大地の雄叫び 全員の防御力を一定時間15%アップ Lv:26 アーマークラッシュ 気合の一振りで敵の防御力を下げる(大) -
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素材名 個数 メモ アイスアックスMkⅤ 1 - 蒼斧魂 4 - アイスアックスMkⅦへ アイスアックス素材表へ戻る
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用语名(中/日/英):主卡组/メインデッキ/Main Deck 玩家用语,表示卡组。 一般地,在玩家们需要明确区别卡组、副卡组、额外卡组的时候,经常把卡组称为主卡组。 此外,一些拥有复数个卡组的玩家有时也会把自己的主力卡组称为主卡组。 官方游戏里的表现 KONAMI在游戏王题材电子游戏里也称卡组为主卡组。 相关内容 卡组 副卡组 额外卡组 用语集
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バックアップ 一貫性バックアップ データベースに含まれる全てのファイルをバックアップする。(整合性がとれた状態) ⇒データベースを停止していることがポイント。チェックポイントを行い整合性を取っていること。 停止は、ABORT以外で行っていること。 ・データベースがオープンされていない。 ・全てのREDOログが適用済み(アーカイブに出力されていること) ・リストア後に、すぐにオープンできる。 ※NOARCHIVELOGモード時 非一貫性バックアップ 停止しない状態で、システム負荷の低い状態の時に一部のデータファイル、制御ファイルのバックアップを行う。 ※ARCHIVELOGモード時 バックアップタイプ ※EnterpriseManagerのRMAN利用(マウント/オープン時のみ) バックアップ対象 ①データファイル ②制御ファイル ③spfile ④アーカイブREDOログ バックアップセット ひとつのバックアップファイルに複数のバックアップ対象ファイルを含めたもの。 リストア時には、抽出が必要。 空きブロックは含めない。 増分も可能。 0、1があり 0:ベースとなるバックアップ(次回以降増分となりうる) 1:前回からの増分バックアップ イメージコピー 制御ファイル、データファイル、REDOログをコピーして作成したもの。 対象ファイルは、完全一致のため 抽出は必要ない。(そのまま) テープ装置へは行えない。 全体と増分バックアップ(RMAN) 増分バックアップはデータファイルをバックアップするときのみ レベル0:増分バックアップの基礎となり、全てのデータブロックを含む レベル1:前回(0から)変更されたブロック ■アーカイブログモード変更 ①停止 salplus / as sysdba shutdown ②mountモードで起動 startup open ③ログ出力先を設定 pfileの場合: log_archive_dest=/opt/oracle/admin/log spfileの場合: alter system set log_archive_dest_1= location=/opt/oracle/admin/log scope=both; alter system set log_archive_dest_2= location=/opt/oracle/admin/log scope=both; ④アーカイブログモード変更 sqlplus / as sysdba アーカイブログモード alter database archivelog; Noアーカイブログモード alter database noarchivelog; ⑤openモードで起動 alter database open; ■制御ファイルのバックアップ(作成スクリプトを作成) alter database backup controlfile to trace; ※USER_DUMP_DESTにスクリプトが作成される。 →スクリプトからのリカバリ ①nomountモードで起動 ②@crt_cnt.sql ③openモードで起動 ■フラッシュバック領域の管理 RMANでバックアップする場合、デフォルトの格納先はフラッシュバックリカバリ領域 利用目的 ・アーカイブREDOログ保存 ・バックアップファイルの保存 ・フラッシュバックログの保存 初期化パラメータ(フラッシュバックリカバリ領域) DB_RECOVERY_DUMP_DEST : フラッシュバックリカバリの領域の場所 DB_RECOVERY_FILE_SIZE :フラッシュバックリカバリ領域のサイズ サイズは、DBCAで作成した場合2Gとなっているので、小さすぎるため調整が必要 →アーカイブREDOログ、データファイル、フラッシュバックログの2倍程度を目安にする
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1586.html
「ってぇ、あの野郎……あちこち噛みやがって……」 上条は全身に残っている歯形を擦り、夜の道を歩いていた。 コンビニの袋を下げ、自分の寮の下まで辿りついた時、上条は妙な不安に襲われていた。 首を捻りつつ、エレベータに乗り込み、ボタンを操作する。 初めは無視していた根拠すらないその不安が一気に首をもたげたのは、ほど近い川沿いに雷光にも似た閃光を見たときであった。 「なんだ、ありゃぁ?」 上条は廊下から身体を乗り出す様にして、その閃光の消えて行く様子を見た。 (どこかで………つい最近、どこかで見た気が………) 上条は記憶を懐古する。 脳細胞の、本当に端っこにあるような、何かが引っかかるような、その程度の記憶を。 (御坂の電撃じゃない………なにかの、魔術みてぇな) 上条はそこまで思い出すと、寮の部屋に飛び込む。 「インデックスは……い、ない?」 部屋の中に白いシスターの姿はない。 (小萌先生のところか? それとも―――) 上条の脳裏に、最悪の事態が浮かぶ。 「インデックス!!」 コンビニの袋を部屋に投げ捨て、上条は駆け出した。 上条が部屋を飛び出した頃、インデックスは河川敷付近を走っていた。 「この辺だったと思うんだけど……」 ちょうど上条がコンビニへと出かけたとき、インデックスは学園都市の異変を感じていた。 「魔力の流れが集まってる……見たことないものかも」 インデックスはキョロキョロと辺りを見回し、魔力の根源を探る。 学園都市中にやんわりと漂っている魔力に混じって、別の魔力の後も残っていた。 「誰か魔術師同士が戦ってたみたいなんだよ………」 「おや―――」 後ろからの声に、インデックスは警戒心を抱きながらも振り返る。 敵意のない声の主は、『妹達』と呼ばれるクローンのうちの一人だった。 「あなたはあの人と一緒にいるシスターではありませんか、とミサカは確認します」 「クールビューティーが何をしてるのかな?」 「いえ、ミサカ達はお世話になっている人の指示である物を回収しに来ただけです、とミサカは報告します」 御坂妹は挙動不審なシスターに首を傾げつつ答える。 インデックスは御坂妹の話をほとんど聞いていないようなくらい、周囲に気を回していた。 「どうかしたのですか?」 「ううん、なんでもない。束ねられた魔力の足跡は……向こうに行ってるのかな」 そういうと白いフードをたなびかせ、インデックスは踵を返して駆けて行く。 「何だったのでしょうか?」 「そんなことよりも運ぶのを手伝ってください10032号、とミサカ19090号は荷物の重さに嘆息します」 御坂妹は振り返り、自分と同じ姿をした少女に囲まれた物体に目をやる。 白い布で覆われた細長く3メートル程の物体。 「丁重に扱ってください。ただの鉄槍ではないらしいので、とミサカは進言します」 「この辺だとは、思うんだけどな」 インデックスが御坂妹と遭遇していたころ、上条はそこから少し上流に登った所に辿りついていた。 「インデックスは………いねぇか」 キョロキョロと辺りを見回し、人影を探す。 探していたシスターさんどころか、魔術師と思しき姿すら見えない。 「ちくしょうっ!!」 上条は川沿いに目をやりながら地を蹴る。 どちらに走ればいいのかは分からなかったが、なんとなく、駆けださなければいけないような気がした。 「とりあえず、むこ―――っ!?」 どんっ、と柔らかい何かに激突したような衝撃を受け、上条は体勢を崩す。 ちょうど人とぶつかったような衝撃に、若干慌てながら、上条は顔の前で両手を合わせた。 「すいません、前見てなくて―――?」 誰も、いない。 上条はキョトン、とした顔で周りを見る。 少なくとも周囲に誰かが居る気配はない。 「? おかしいな………」 確実に『誰か』とぶつかったはずなのだが、上条は首を捻る。 ぶつかった事もスルー出来るくらいに急いでいた人なのだろうか。 人にぶつかるようなことがあれば、大概は不幸な目にあう上条にとって、何もないのは最高に幸せではある。 「なんだ? 気味わりぃな……」 上条が何気なく右手を上げ、頭を描こうとしたとき。 バギンッ! という何かが壊れるような音が周囲に響く。 「っ!?」 上条の目が驚愕に見開かれる。 慌てたように右手を振り抜く。何かの布のようなものに引っかかったような感触が上条の手に残る。 「あーあー、ニーベルンゲンに伝わる隠れ蓑だって聞いてたんですけど………偽物つかませれたかな?」 楽しげな、それでいて背筋を凍らせるような女の声。 殺気をはらんだようなその声の主は、ゆっくりと黒いコートだった物を捨てる。 「ふむふむ。なるほど、そういうことですか」 冷たい視線が、上条へと向けられる。 「な、なんなんだよ………」 彼女の目にあったのは、ただ単純なる興味だった。 友達や、恋人や、憧れの人へ向けるような興味ではなく、もっと単純な。 小さな子供が、与えられた新しい玩具に向けるような、興味に満ち溢れた視線。 「やぁやぁ、まさかこんなに簡単に遭えるとは思ってなかったですよ、『幻想殺し』。いや、上条くん?」 「て、テメェ………」 上条は奥歯を噛みしめる。 身体の中に危険度を指すメーターでもあれば、確実に振り切っていたであろう。 「魔術師か?」 「ふふふ―――」 上条の問いに、パウラは嘲笑した。 魔術師、という呼ばれ方に不満を抱くような、くすぐったがるような、そんな表情を浮かべている。 「個人的なこだわりなんですけどね―――」 パウラは右面についた仮面に手を添える。 暗い中に赤く光る目のような光点が、点であるにもかかわらずドロドロとした血の流れを感じさせる不気味なものだった。 「科学者、って呼んでくれた方がしっくりくるんですけどもね。あ、パウラでも良いですよ? 愛を込めてくれれば」 そう言って、パウラはニヤリと口角をあげる。 背筋が凍るような言葉に、上条は足が震えるのを感じた。 「科学者………パウラ………アンタ、もしかして」 「っと、もしかして、ということは……もうアレからお聞きになったみたいですね」 それは好都合だ、と言わんばかりにパウラは懐から小さな槍を取り出す。 「その右腕、提供してもらえませんか?」 ダンッ! という地面を蹴る音がしたかと思えば、パウラは2、3メートルあった距離を一瞬でゼロにすると、上条へと刃物を向ける。 「くそっ!!」 連日の戦闘で動きの悪い身体を殆ど引きずるようにして、上条はその一撃を横っ飛びにかわす。 対象のいなくなった刃物が空を切る――――――筈だった。 「つっ!?」 上条は自分の腹部にかすかながら痛みを感じる。 バッサリと切られた服の奥に、赤黒い血がにじむのが見えた。 (傷が開いた!?) 上条は一瞬、傷口へと気を取られた視線を、パウラへと戻す。 相変わらず笑っている彼女の手には、血で彩られた槍状の刃物が握られていた。 (かわしきれなかった?) 自分の身体が100%思い通りに動いていないのは分かってはいたが、それでもさっきくらいの一撃なら問題はなかったはずだった。 上条は思う。 科学者と名乗るだけあって、戦闘には余りにも『緩慢にみえる』その一撃は、図らずも喧嘩慣れしている上条には余裕をもって回避できる攻撃であったはずだと。 理解を超えた何か、が混在している。 その事実に上条が気付いたとほぼ同時に、パウラは楽しげに口を開いた。 「私の姿がどう見えてますかね、上条くん」 ゆらり、と、陽炎のようにパウラの姿が消える。 声だけが聞こえる方には、何の影さえも見えない。 (何か、仕掛けが………霊装はどれだ?) 幾つか心当たりはある。 壊れたはずの黒いコート。血のような赤で光る目。そして、持っている小さな槍。 「見えてるものがすべてじゃない、なんて哲学的な事を言うつもりはないですがね」 「うあっ!?」 『消えているように見えた』パウラは、上条のすぐ後ろに姿を現すと、持っている刃物を振るう。 「っ、うおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 怯みかけた心を立て直し、上条は右手を握る。 異能の力に対し、絶対の効果を発揮する『幻想殺し』を、パウラの持つ槍へと照準を合わせる。 固く握られた右手は、槍を掠めるような軌跡を描き、拳を向けられた槍の切っ先は、上条の右頬を切る。 赤い血が飛び散り、上条の右手と右頬に鋭利な切り傷が真っ直ぐな線となり現れる。 「狙いは良かったと思いますけどね? 残念、コレには魔術要素はないんです」 してやったり、という満足げな表情で、パウラは上条を見下すように笑っている。 「異能の力以外は、打ち消せないんですよねぇ?」 「…………………………………」 上条は口をつぐんだまま自らの右手に、ちらりと視線を向ける。 ポタポタと滴り落ちる血が、地面に染みを作っていく。 (傷は深くねぇみたいでよかった……) 刃物に対し、掠めただけで済んだその傷は、上条にとって継承と呼べる程度のものであった。 だが、『もし右手で、真正面から槍を受けていたら』―――――。 今頃、右腕は血だらけになっていただろう。 (結果的にはいい結果、ってことなんだろうけどな………) 上条は右手を握りしめ、また開く。 (まだアイツの魔術の正体は掴んでねぇ……けど、恐らくは何らかの方法で『光を捻じ曲げ』てる) 上条はつい最近のありがたーい補習で聞いた、小さな先生の言葉を思い出す。 「いいですかー、上条ちゃん。五感を誤魔化す能力にも幾つかあります。気配を断つ『視覚阻害(ダミーチェック)』、光そのものを捻じ曲げてしまう『偏光能力(トリックアート)』、その他にも―――』 (『偏光能力』に似た効果の魔術だと思うんだが………くそっ) 上条は奥歯を噛みしめる。 今目の前に立っているように『みえる』パウラが、本物かどうかすら分からない。 右手で触れることが出来れば、打開策は発見されるかもしれないものの、『見えない物と闘う』なんていうことはまさに雲をつかむような話だった。 その実験がてら少しずらして攻撃してみたら、今回のパウラは見えるままが実像だった。 (いっそずっと使ってくれてた方が分かりやすくていいんだけどな) 息を整え、唯一の対抗手段となりうる右手を握る。 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」 上条は真っ直ぐに、パウラがいるように見える場所へと駆ける。 勘でしかないその行為は、判断ミスであれば命取りではある。 それでも、上条は動くしかなかった。 ニタリと笑うパウラの手に握られた刃物が月光に煌めく。 現か幻か。 上条には分からない。 上条の突き出した右手よりも早く、刃が振り下ろされる。 「ここは………」 無機質な白い天井が眼に入る。 寝かされているベッドは移動可能なパイプ式で、どう考えても寮の一室にあるようなものではない。 上半身を起こし、布団の中から腕を取り出す。 「っ! と……」 その行為に妙な重さを感じ、雨宮は視線を向ける。 月明かりに照らし出されたのは黒い髪と泣き腫らした痕の残る顔だった。 「気が付いたかい?」 ふと、病室の扉が開き、低い声が響く。 見舞いの女の子を起こさないよう程度に留められた声の主は、カエルのような顔の医師だった。 「術中からずっと心配してくれてたみたいだよ?」 「…………そうですか」 雨宮は佐天の頭の上に手をそえる。 寝息で軽く上下するその肩は、彼女が生きていることを実感させるものだった。 数秒だけ、柔らかな目で彼女を見ていた雨宮は、病室に入ってきた医師に目を戻す。 「生きてるんですね、俺」 「どうやったかまでは知らないけどね。その子が言うには、青い服の外人に助けてもらったらしいね。いきなり屋上に患者が現れるなんて初めてだったね?」 はて、とでもいうかのように、医師は手を顎に添える。 深く考えているのかいないのかもわからない、読めない表情だった。 「さて、本題だけどね」 「なんですか?」 佐天の頭から手を離し、雨宮はベッドから下りる。 軽く体を動かしてみるも、動きに問題はなさそうだ。 「レベル4であるはずの君が、能力開発も受けていない体だったって言う事には触れないでおくよ?」 「沢山の妹さんを紹介して、案内までしてくれた貴方が知らなかったと」 「あの時は『まだ』患者さんじゃなかったからね? それより、話を進めるけどいいかな?」 表情一つ変えないで、カエル顔の医師は続ける。 「IDを持たない人間がこの街の外を囲んで何やらお祭りをしているらしいんだね」 「なるほど。それに乗り込んで一緒に踊って来い、ってことですか」 雨宮は着ていた手術衣を脱ぐと、隣に畳まれていた学生服に袖を通す。 「ちなみに、街の中の不審者にはあの少年と小さいシスターさんがお話してるみたいだよ?」 「上条とインデックスか………俺も、どうして貴方がそこまで知ってるのかは聞きませんよ」 雨宮は着替え終わると、その場を病室の扉へと向かう。 「その子、疲れてると思うんで寝かせてあげて下さい。あと、起きたら『ありがとう』って伝えてもらえるとありがたいです」 「自分で言えば良いじゃないのかな?」 「そうですね。縁があれば、そうします」 雨宮が扉を開いた先、廊下には白い布で覆われたものを持った妹達が控えていた。 「恩に着るよ」 「いえ、以前、最後までご案内出来なかったお詫びとでもとってください、とミサカは頭を下げます」 雨宮はその布を投げ、その場から駆けだす。 殺せない槍を手に、胸に刻んだ願いを行使する為に。 「刃の軌道を上に! 斬撃を停止し、その正体を現せ!」 上条の右の方から、透き通るような声が響く。 その瞬間、刃を持つパウラの左腕が跳ね上がり、見えていた姿が蜃気楼のようにぶれる。 「なっ!?」 新たに現れた『本当の』パウラの姿は、驚愕の表情で彩られていた。 上条は思い切り腰を捻り直し、右腕を振るう。 「うおおおおおおおおおッ!!」 渾身の力で振るわれた右腕は的確にパウラの左頬を射抜く。 「がぁっ!?」 パウラの身体が宙を舞う。 地面を転がり、2、3メートル先で横たわっている。動く気配はない。 「とうま!」 「やっぱり、さっきのはインデックスか………わりぃ、助かった」 上条の元にインデックスがパタパタと駆け寄ってくる。 「とうま! また一人で無茶したんだね」 「はぁ、そう言うお前も一人で行こうとしてたんじゃねぇかよ」 「もうっ! 私はともかく、とうまは魔術とは無関係のはずなんだよ」 インデックスが頬を膨らませ、上条の背をバシバシと叩く。 「いてぇよ!」 「ふふん。これに懲りたらもう部屋で大人しくしてると良いんだよ」 「つうか、テメェ一人じゃどうしようもなかったじゃねぇか!!」 上条はポカポカと殴ってくるインデックスの両手を捉える。 「ふ、は、ははははははははははっ!!」 「ッ―――!!」 2、3メートル先。 横たわっていた筈のパウラが楽しそうに笑っている。 その顔から白い面は取れ、血にような赤い義眼がおどろおどろしく光っている。 「戦闘中に、女の子と談笑? いやいや、緊張感が足りないんじゃないかな、上条くん」 「テメェ…………ノビてたんじゃねぇのかよ」 上条は右手をさっと、インデックスの前に伸ばす。 攻撃が飛んでくる気配はない。 「まぁさか、禁書目録がやってくるとは思いませんでしたけど。そういえば、貴方が管理者だったんですよね、迂闊でした」 「むぅ、なんだか馬鹿にされたような気はするけど。そんな事より、貴女は誰で何が目的なのかな?」 相変わらず余裕を絶やさない笑みで笑うパウラは、ゆっくりと口を開く。 「そうですねぇ。そこの『幻想殺し』を解剖する、ですかね? なんなら、貴女もバラしましょうか?」 「そんな物騒なことを言って! この術式の匂いはローマ正教の魔術師だね」 「さすがは、イギリス清教が作った魔導書図書館ですか………まぁ、『そんなもの』を生み出す英国も他人のことは言えないでしょうよ」 今にも飛び出していきそうなインデックスを抑え、上条はパウラの右目を見る。 負の感情を全て混ぜ合わせたようなその色は、猟奇的であり、残虐的であり、絶望的であった。 「私の術式がバレても困るので、さっさと片づけちゃいましょうか」 にやり、と笑ったパウラの声は、あろうことかすぐ後ろから聞こえた。 今までのような幻影を利用したようなものではなく、純粋な移動速度の速さ。 それは聖人である神裂やアックアさえも彷彿とさせるような、おおよそ常人離れしたものだった。 「インデック―――!?」 上条がそれに反応したときには、インデックスの身体は宙を舞い、上条の腹部に重い拳が入っていた。 「がっ、はぁ!?」 女性の腕の力では考えられないほどの力だった。 「あはははは。いやいや、流石は学園都市、良いものがいっぱい落ちてましてね?」 まるでプレゼンでもするかのように話す。 「『幻想御手』でしたっけ?」 「テメェ………まさか」 地面に叩きつけられた上条は、その体勢のままパウラを見上げる。 「皮肉なもんですよねぇ、まさか『魔術御手』なんて名前にされるとは思いませんでしたけど」 そう言って、ポケットから音楽用のデータスティックを取り出す。 「上条くんは確か錬金術師と面識があるはずですよね?」 「!?」 「アウレオルス=イザード………あの錬金術師が何か関係があるっていうの?」 すぐ横からインデックスが噛みつく。 「さすがは禁書目録。この手の話は食い付きがいいですね」 パウラは蔑むような目で、インデックスを見ている。 「『グレゴリオの聖歌隊』」 「!!」 パウラの呟きに、インデックスが目を見開く。 (グレゴリオ……アウレオルス………) 上条はその場に立ちあがり、記憶を遡る。 (ステイルにその効果の説明を聞いた気が………) 「確か、多数の祈りを集めることによる―――」 「そう、3333人の祈りを集めることによって発動させる大魔術。アウレオルスはそれを応用して、大勢の学生に詠唱させることで強大な防衛を張ってたんだよ」 「その通り。上条くんも覚えてるとは意外でしたけどね」 パウラは右手で持っていたメモリースティックを握りつぶす。 グシャリ、と音を立てて破壊されたそれは、小さな破片となって地面に落ちていく。 「学生に撒いたのは混乱を招く為ではなく、あくまで下準備ですね。もっとも、それ以外の純粋なる魔術師を使ってブーストもしていますが」 「その学生による詠唱で肉体強化の補助魔術を常時展開している、ってとこだね。周りから流れてくる魔力の流れはそのせいなんだよ」 「………って、ことはなんだ? 『魔術御手』を使ったやつは魔術を使わされてる、ってことかよ?」 「そう、なるね」 「ふざけんな―――」 上条は歯噛みする。 能力者は魔術を使えない。 土御門元春がどうなった。『偽・聖歌隊』の学生がどうなった。 上条の脳裏に、赤い血が蘇る。 「アイツらが何をしたってんだよ! 何にも関係ねぇだろうが!!」 上条は咆哮する。 目の前の理不尽さに愕然としながら、その右手を握りしめる。 「テメェの利益の為なら他人がどうなってもいいってのかよ! 傷ついた他人の上に立っておいて、それで信者を救えるって、胸を張れるのかよ!」 上条は真っ直ぐに、パウラへと言葉をぶつける。 彼女は表情を崩さない。 あくまでそれが当然であるとでも言うかのように。 悠然と笑っている。 「いいぜ………テメェがそんな考え方を曲げねぇってんなら、その幻想をぶち殺す!」 上条は身をかがめ、地面を蹴る。 「そんな身体で、ワタシに勝てるとでも?」 上条の突き出した拳をなんなく受け止め、パウラは不敵に笑う。 突っ込んできた上条の勢いをそのまま利用し、反対側へと投げ飛ばす。 「くっ!!」 地面に叩きつけられ、上条は背中にビリビリとした痛みを感じる。刹那、顔をしかめている間もなく地面を横に転がる。 上条がその場を離れた瞬間、パウラの足が地面へとめり込む。 「観念してください。命までとは言いませんよ。後方のアックアも言っていたでしょう?」 パウラは上条に左手を向ける。 カッ、といきなり照明用のライトでもぶち当てられたような閃光が上条の視界を覆う。 「ぐううぁぁっ!?」 バギンッ!! と、反射的にかざした右手が何かを掻き消す。 「あはっ! いいね、便利な能力ですね」 「ごっはぁぁぁっ」 パウラは上条の脇腹に蹴りを入れると、一足飛びでインデックスの元へと移動する。 「こうすれば、どうなるかな?」 「んにゃぁ!?」 パウラはその右腕をインデックスの首に回し、左手で彼女の首元に刃物を向ける。 「インデックス!!」 「とうま! 私の事は大丈夫だから、こんな奴の言う事なんか聞いちゃいけないんだよ」 パウラに抑えられたまま、インデックスが叫ぶ。 上条はどうする事も出来ないまま、歯を食いしばる。 「まぁ、別に動くなとは言いませんよ?」 悪戯っぽくパウラが微笑む。 その表情には可愛気と言うものは存在しない、純粋なる悪意から来るものだった。 「私を人質にでもとったつもりかもしれないけど―――」 インデックスは大きく息を吸い込むと、お腹の底から空気を吐き出すように叫ぶ。 「右腕の拘束を解除!」 ――――――『強制詠唱』 先程、上条への斬撃の軌道を捻じ曲げたインデックスの扱う技術は、不意を突きさえすれば、パウラ本人の意思に関わらずその行動を操作できるものだった。 だが――― 「『強制詠唱』ねぇ………」 「な、なんで!?」 相変わらず、しっかりとインデックスを拘束したまま、パウラは不敵に笑う。 「さて、『禁書目録』に問題です。ワタシは一体何の魔術を得意としているでしょうか?」 左手に持った小さな刃物を器用に回し、パウラはインデックスから上条へと視線を移す。 「テメェ、インデックスを離しやがれ!」 「あっはっは。 ハイ、そうですね、って離す奴がいますか? 貴方はともかく、少なくとも『禁書目録』は貰って行きたいんですけども」 「がぁぁぁぁぁぁッ!!」 パウラが視線を外した瞬間、インデックスはその大きな口を開けると、自らを拘束していた右腕にかぶりつく。 ガギンッ! という甲高い音が聞こえ、インデックスの顔が苦痛に歪む。 「残念でした。生憎、ワタシの右腕は義手ですよ?」 涙を浮かべたインデックスを蔑むような目で見る。 「で、答えは分かったかな? ヒントはワタシの魔法名、『unda447』。英語にするなら『Wave』というところですね」 「!!――――――波動か」 捕らえられたインデックスに代わり、上条が答える。 「さっきの『強制詠唱』を無効化したのも音の波を捻じ曲げたからなんだね」 「その通り」 術式の秘密を暴かれたというのに、どこか嬉しそうな顔でパウラは続ける。 「上条くんの思った通りだと思いますよ? ワタシの姿が見えたり見えなかったりしたのも、波を捻じ曲げただけです」 「いいのかよ……困るんじゃなかったのか?」 「科学者たるもの、他人に自分の研究成果をプレゼン出来たときが華ですからね」 パウラは表情を崩さない。 上条との間合いを計りつつ、不敵に笑うだけだった。 誰もいない学園都市の闇を切り裂いて、科学と魔術に染まった人間が宙を舞う。 ビルからビルへと飛び回り、一直線に学園都市の外を目指す。 (魔力の流れの中心部は……あっちか) 感覚を研ぎ澄まし、流れている魔力の出所を探る。 (それにしても………『グレゴリオの聖歌隊』の紛い物まで持ち出してくるとは―――) 雨宮は学園都市のあちこちから集約されている微小な魔力を感じつつ、下唇を噛む。 少しだけ速度を速める。 目指す先はローマ正教の魔術師の集まっているだろう地点。 (集約した術式を束ねてんのか………) あちこちに居る学生が詠唱した魔術を一旦集約し、そこからパウラの元へと送り届ける。 ズレやラグを修正する変電所のような機関を担う部分がある。 (そこを叩けば―――) 「少なくとも、彼女の戦力は大きく削れますね」 「!!」 不意に横から飛んできた声に、雨宮はゆらりと視線を向ける。 「神裂さんか」 大きな日本刀を携えた神裂火織が雨宮に速度を合わせるように隣を駆ける。 「同じ方へ走っているところを見ると、貴方もあの術式の阻止に?」 「…………」 雨宮は神裂を一瞥するだけで何も答えない。答える必要がない、とでもいうかのように視線を前方へと戻す。 「協力に感謝しますよ」 「別に協力するわけじゃないですよ。俺は俺のやりたい事をやるだけです」 すぐ近くに見えてきた学園都市の防壁を確認する。 警備が厳しくなっている様子はない。 「それより、神裂さん。インデックスの元へ行かなくていいんですか?」 「行きたくないと言えば嘘になりますが、先に片づけることもありますし―――」 神裂は一瞬、躊躇うように言葉を飲み込む。 「あの少年を、上条当麻を信用していますから」 柔らかく微笑む。 その顔は子を慈しむ母のような、愛する人を見る少女のような顔だった。 (これが天草式の女教皇様、ね………) 意外な一面もあるんだねー、と失礼極まりない感想を抱きつつ、最後にビルの端から学園都市の壁へと飛ぶ。 「貴方だって、同じでしょう?」 「なにがです?」 「貴方だって上条当麻を信頼しているからこそ、こっちに来たんじゃないですか?」 警備ロボットの走るレールを踏みつぶし、学園都市の外部の空を二つの影が舞う。 「ええ―――」 ズドォォンッ! と人間が落ちたにしては大きすぎる音を響かせ、敵の本丸へと突撃する。 変電所を構築していた魔術師群が驚きの声をあげ、身を固める。 「友達、ですからね」 殺せない槍を振るい、儀式場ごと群がっていた魔術師を薙ぎ倒す。 二人の聖人による一方的な殲滅戦が始まった。 「っ!!」 その異変に初めに気付いたのはインデックスだった。 パウラへと常に供給されていた魔力の流れがぷつり、と切れる。 原因も、その意図さえも、インデックスには掴めない。 それでも、この瞬間が『聖人級の戦力に対し自分たちが対抗できる瞬間』である事実には変わりない。 「ッ!?」 パウラの顔に初めて驚愕の色が浮かぶ。 自分の用意していた戦力の要が破られた事によるショックは思いの外大きかったようだ。 「そんな―――」 パウラの手から刃物が零れ落ち、地面にぶつかる。 その瞬間だった。 物陰から飛び出してきた白い影がパウラの右腕を吹き飛ばし、捕らえられていたインデックスを解き放つ。 「やっと出てこれたのよな」 クワガタみたいな黒い髪に、異常に長い靴紐。下げられた扇風機に、握られたフランベルジェ。 なにからなにまで異常な格好をした男が上条の前に立っていた。 「お前………」 「覚えてくれてたんならそれでいいのよな。本当はもっと早く助太刀したかったんだけどよ。禁書目録が捕らえられてる上に、聖人級の戦力と来たもんだ」 チャンスが来るまで待ってんってことよ、天草式の教皇代理・建宮斎字は弁明する。 パウラから逃げてくるインデックスを庇うようにして、建宮はパウラへと剣を向ける。 「助かったんだよ」 「禁書目録の保護を最優先、ってのが女教皇からのご命令だったんでな。手荒になっちまったが勘忍してくれると嬉しいのよ」 インデックスが無事であることに安堵しつつ、上条は建宮の隣に立つ。 「わりぃ、助かったよ」 「礼を言われるようなことじゃねぇのよな。むしろこっちが一般人を巻き込んだことに謝るってのが筋ってもんなのよ」 驚愕のまま固まっていたパウラがよろよろとふらつく。 信じられないような顔で建宮を見ていた。 「聖人一人なら返り討ちにできるくらいの戦力は置いておいたのですが………」 神裂一人で殴りこんでも返り討ちにできるくらいの、対聖人用装備は整えておいた、その筈だった。 魔力の中継点を狙われることは想定の範囲内であり、そこに襲撃を掛けるであろうイギリス清教の切り札となる神裂対策も万全。 パウラの作戦は完璧である筈だった。 「二人、いたとしたら?」 建宮は口を開く。 「まさか………あの、実験動物が」 パウラは苦虫を噛み潰したような顔で奥歯を噛む。 「あの時殺し損ねたアイツがっ! またもワタシの邪魔をするってのかぁぁぁぁ!!」 さっきまでの不気味なまでの冷静さをかなぐり捨て、パウラは激昂する。 人工聖人、雨宮照が生きているという事実は、パウラの計画にとって大きな誤算だった。 自らの『作品』となるはずのそれは、結果として自らを滅ぼしかねない存在となり、二度も殺し損ねることになった。 一度目は生み出した瞬間。 二度目は復讐を遂げようとした瞬間。 どちらも視界の端に飛び込んでくるのは、青い影。 「アックアァァァァァァァァァァァァ!!」 地獄の底から湧きあがるかのような、恨みの込もった叫びが夜の街に響く。 「観念するのよな」 建宮は真っ直ぐに、フランベルジェの切っ先をパウラへと向ける。 「……………」 強化術式を失ったパウラに、勝てる手段は残されていない。 時間をかければ二人の聖人はあっという間にこの場に辿り着くだろう。 残された選択肢は、一つしかない。 「一旦、引かせていただきます」 「させると思ってんのか」 建宮は一直線にパウラの懐へと飛び込むと振りかぶった剣を振るう。 ガギィンッ! と金属同士がぶつかった音が響く。 僅かに残された義手の部分で、フランベルジェの切っ先を受け止めたパウラは左手でポケットからパンパイプを取り出す。 「ワタシの勝ちとは言いませんが―――」 パウラが口にあてたその笛からは何も聞こえない。 透明な音色に合わせるかのように、彼女の姿が、音が、存在感までもが透けていく。 「―――負けることはしない主義ですから」 怪しい声だけが響く。 パウラの赤く光る義眼だけが宙に浮いている。 「そんなことで、許されるわけがねぇだろうがぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 バギンッ!! 何かが破壊される音が鳴る。 見えない何かが吹き飛び、街灯の柱へと激突する。 複雑に組まれていたパンパイプがバラバラに弾け、消えかかっていたパウラが姿を現す。 完全に気を失い、微動だにしない彼女に建宮が近づいていく。 赤い義眼にが入り、バラバラと崩れ落ちていく。 「これで終わりよな」 なにやら魔術を施したのだろうか。 建宮が投げた紐でパウラの身体が拘束されていく。 「終わった、のか」 上条は安堵のため息をつく。 後ろから駆けよってきたインデックスの笑いかけたところで、上条の視界はブラックアウトした。 上条が目覚めたとき、既に変わらない日常が戻ってきていた。 唯一いつもと違う点と言えば、自分の身体が寮のベッドの上にあることで、普段それを占拠しているシスターさんはベッドにもたれかかるように眠っていた。 「…………なんだったんだろうな」 昨夜のことが夢であったかのような、はっきりしない頭に喝を入れようと洗面台へと赴く。 何も変わらない、それでいて何処か腑抜けた自分の顔が鏡に映っていた。 その日、社長出勤で三時限目からの登校を決めると、雨宮の姿は見あたらない。 小萌先生曰く、急な引っ越しが決まったらしい。何処に行ったのかさえ分からないという。 土御門によると、『魔術御手』の影響下にあった学生は散り散りに行動していた天草式の面々によって無事保護されていたらしい。 『なんでお前が知っているんだ』というツッコミは胸にしまい、上条は溜息をつく。 「まったく、お前はまた裏で暗躍してたのか?」 「どうかにゃー? まぁ、色々とお仕事があったことは否定しないぜよ」 威張るような顔を見せる土御門に一発くれてやろうと思い、右手を握ったところで上条は思いとどまる。 「そういえば、アイツは?」 「アイツじゃ分かんないぜよ」 「雨宮、あれは何処に行ったんだよ?」 上条の疑問に、土御門は視線を逸らし、窓の外を見る。 釣られるようにして、上条もその方向に目をやる。 広がっている校庭には学生たちが歩いているだけだった。 「アイツは『一応』ローマ正教の人間だからにゃー。イギリス清教に属する土御門さんはあんまり詳しくなんです」 「思いっきり知ってます、って目してたぞ」 上条は視線を土御門の緊張感のない顔に向ける。 土御門はふざけた表情を崩さないまま、言葉を続ける。 「カミやんが心配するようなことじゃないんだぜい。縁があればまた会えるぜよ」 学園都市の上は、今日も青空が広がっていた。
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スラッシュアックス 変形をコンセプトに作られた独特の武器構造を持つ新系統の武器。 抜刀時は刃がスライドして、重量感のある両刃で広い攻撃範囲を持つ斧モードと、 大剣状の片刃の剣モードの2つのモードを切り替えてハンティングする。 上級武器について 今回シングルモードではレア度3(色は黄色)までの作成が大半で,それ以降は上級素材が手に入るオンラインのみとなる。なお,一度オンラインに接続し,その後シングルモードでも素材があれば工房で作成可能。 入手時期 シングルモードの場合、開始直後は使用する事ができず、クエストが★に3入った頃から使用可能になります。 ネットワークモードでは、初めから販売されています。 共通の特性 特定の攻撃後に武器を変形させる「変形斬り」が存在。ただの変形動作を行った場合の隙は大きめ。 攻撃属性は「切断」のみ。 回避動作は基本的に通常の「回避」。攻撃後に左右への回避を行った場合のみ、左右への「大ステップ」になる。ステップ可能な回数は「1回」のみ。(前作ガンランスのステップと同じ) ガードはできない。 攻撃中はスーパーアーマー状態。 斧モード 通常のモード。リーチの長さと通常攻撃の威力に優れるが、大振りなモーションが多く、攻撃が弾かれやすい。 スラッシュゲージは消費せず、ビンの効果も発揮されない。(通常の属性効果は発揮される?) 時間の経過に伴ってスラッシュゲージが自然回復し、ゲージが不足している場合はリロードする事も可能。リロードに回数制限は無く、何度でも行う事が可能。 斧モード専用のモーションは「突進斬り」「振り回し」「リロード」の3つ。 移動速度は普通。 剣モード 変形後のモード。若干、リーチは短くなるものの、モーションがコンパクトになり、攻撃も弾かれ難くなる。(弾かれ無効では無い) 全ての攻撃でスラッシュゲージを消費。ビンの効果が発揮されるようになる。ゲージが無くなるか属性解放フィニッシュを使うと、強制的に斧モードに。 剣モード専用のモーションは「属性解放突き(属性解放フィニッシュ)」。 移動速度は遅い。大剣、ランス、ヘビィボウガン並。 スラッシュゲージ 剣モードの各種攻撃で消費するゲージ。消費量は攻撃方法によって異なり、最大消費は最期まで連打した時の属性解放突き〜フィニッシュで、約50%消費。わずかにでもゲージが残っていれば、どんな攻撃でも使用可能。(残り数ドットで属性解放突きを行う事も可) 初期状態は「50%」程度溜まった状態。以降、時間の経過に伴ってゲージが自然回復していく。 「50%」未満の状態で斧モードに戻ると、リロードマークが表示され、即座に剣モードに戻す事ができなくなる。リロードを行うと、ゲージが「50%」程度回復する。 ビン 剣モードの属性を決定する要素。武器事に装填されているビンは決まっており、変更する事は不可能。 種類 効果 強撃 物理攻撃の威力が上昇 強属性 火、水、氷、雷の各種属性攻撃 滅龍 龍属性攻撃 麻痺 麻痺属性攻撃 攻撃派生 操作方法 モード 地上 ヌンチャク タイプ1 タイプ2 備考 共通 変形 Z R R 斧 縦斬り 水平でA X ↑ 斬り上げ後は左レバー入力+縦斬り操作で(左レバー無しだと振り回しに) 横斬り 左(右)向きでA A ←or→ 斬り上げ #8722; + ↓ 味方の吹き飛ばしに注意 →振り回し 斬り上げ中に上向きでA連打 斬り上げ中にX連打 斬り上げ中に↑or↓連打 スタミナ消費。回避行動不可 突進斬り 移動中にA 移動中にX 移動中に↑ →変形斬り 突進斬り後にZ 突進斬り後にR 突進斬り後にR 剣モードの縦斬り リロード RELOAD状態でZ通常時:RELOAD状態でZ+ #8722; RELOAD状態でR RELOAD状態でR 剣 横斬り 水平でA X ↑ →変形斬り 横斬り後にZ 横斬り後にR 横斬り後にR 斧モードの横斬り 斬り上げ 左向きでA X+A ←or→ 前転回避から派生可能(ステップからは不可) 縦斬り 右向きでA A ↓ 左レバー前入力しながらで踏み込み縦斬りに 武器出し変形攻撃 通常時にZ+ #8722; 通常時にR+X+A静止時にR+A 通常時にR+X+A静止時にR+A 剣モード横斬り 属性解放突き #8722; + X →属性解放フィニッシュ 属性解放突き中A連打 属性解放突き中+orX連打 属性解放突き中攻撃ボタン連打 左レバー後ろ入力しながらで、即時フィニッシュ(ただし爆発が控えめな為、威力も落ちているかもしれない) リスト ボーンアックス派生 ボーンアックス ┗ボーンアックス改 ┣アサルトアックス ┃┗アサルトアックス改 ┃ ┣バンカーバスター攻 ┃ ┃┗バスチオンバスター剛 ┃ ┗バンカーバスター援 ┗ ボルトアックス ┣ 雷剣斧ヴォルト攻 ┃┗ 雷震剣斧ヴォルト剛 ┣ 雷剣斧ヴォルト輝 ┗ ハイボルトアックス ┣ 雷迅剣斧ライコウ剛 ┗ 雷迅剣斧ライコウ天 名称 費用 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心 スロット 生産・強化素材 作成可能時期 ボーンアックス 3210z 540 強撃 黄長 0% −−− 竜骨×10鉄鉱石×10モンスターの体液×2 村★3街★1 ボーンアックス改 5200z 648 強撃 緑短緑中 0% −−− アサルトアックス 6430z 702 麻痺 緑短緑長 -20% −−− 土砂竜の甲殻×5土砂竜の爪×3雷光虫×5 村★3街★2 アサルトアックス改 11500z 810 麻痺 緑中緑長 -20% −−− 土砂竜の頭殻×3土砂竜の背甲×2麻痺袋×2 村★3街★2 バンカーバスター攻 22200z 918 麻痺アタックボーナス 緑長青短 -20% ○−− 爆鎚竜の甲殻×5爆鎚竜の顎×1紅蓮石×3 村★5街★3 バスチオンバスター剛 33400z 1026 麻痺アタックボーナススロット+1 緑長青中 -25% ○○− 土砂竜の堅殻×5土砂竜の堅甲×5土砂竜の鋭爪×8 街★4 バンカーバスター援 22200z 864 麻痺 緑長 -20% ○○− 爆鎚竜の甲殻×5爆鎚竜の顎×1シーブライト鉱石×5 村★5街★3 ボルトアックス 15600z 756 雷150強属性 緑短緑長 0% −−− 海竜の尻尾×2海竜の爪×4マレコガネ×3 村★5街★3 雷剣斧ヴォルト攻 24100z 864 雷210強属性アタックボーナス 緑長青短 0% ○−− 海竜の背電殻×3海竜の鱗×7古龍の血 村★6街★4 雷震剣斧ヴォルト剛 49500z 918 雷290強属性アタックボーナススロット+1 青短 0% ○○- 海竜の高電殻×6上竜骨×10角竜の堅甲×4 街★5 雷剣斧ヴォルト輝 24100z 810 雷210強属性会心率+15% 緑長 15% ○−− 海竜の逆鱗×1海竜の角×3火竜の尻尾×3 村★5街★3 ハイボルトアックス 34600z 864 雷250強撃 CNTER 緑長 % −−− 海龍の背電殻×5海竜の尻尾×3上竜骨×5 街★5 雷迅剣斧ライコウ剛 z % 街★? 雷迅剣斧ライコウ天 z % 街★? ディーエッジ派生 ディーエッジ ┣ディーブレイク攻 ┃┗ソルブレイカー剛 ┣ディーブレイク援 ┃┣ソルブレイカー剛 ┃┗ソルブレイカー天 ┗ディーブレイク輝 ┗ソルブレイカー天 名称 費用 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心 スロット 生産・強化素材 作成可能時期 ディーエッジ 9800z 702 滅龍 緑短 0% −−− ライトクリスタル×2シーブライト鉱石×8巨大真珠×1 村★4街★2※ライトクリスタル ディーブレイク攻 21000z 810 滅龍アタックボーナス 緑中 0% ○○− 紅蓮石×5ドラグライト鉱石×10角竜の甲殻×4 村★5街★3 ソルブレイカー剛 43500z 1026 滅龍アタックボーナススロット+1 青中白短 0% ○○○ デブスライト鉱石×10カブレライト鉱石×10竜玉×4 街★4 ディーブレイク援 21000z 756 滅龍スロット+1 緑中 0% ○○○ 紅蓮石×5ドラグライト鉱石×10灯魚竜の皮×4 村★5街★3 ソルブレイカー天 43500z 972 滅龍 15% ○○○ デブスライト鉱石×10いにしえの龍骨×7竜玉×3 街★5 ディーブレイク輝 21000z 756 滅龍会心率+15% 緑中 15% ○○− 紅蓮石×5ドラグライト鉱石×10雌火竜の甲殻×4 村★5街★3 アンバースラッシュ派生 アンバースラッシュ ┗ アンバースラッシュ改 ┗ ゴアフロストアンバー 名称 費用 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心 スロット 生産・強化素材 作成可能時期 アンバースラッシュ 30100z 810 強属性 氷230 緑短緑中 20% --- カブレライト鉱石×5琥珀色の牙×3氷牙竜の棘×3 街★4 アンバースラッシュ改 43800z 864 強属性 氷290 緑短青中 30% --- 琥珀色の鋭牙×4氷牙竜の尻尾×5氷結袋×3 街★5 ゴアフロストアンバー 61200z 918 強属性 氷330 青中白中 40% --- 琥珀色の鋭爪×5氷牙竜の堅殻×5氷結袋×3 街★5 ナバルタスク派生 ナバルタスク ┗ ナバルタスク改 ┗ グレートナバルタスク 名称 費用 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心 スロット 生産・強化素材 作成可能時期 ナバルタスク 25500z 810 強撃 水190 緑中青短 0% --- 湾曲した龍角×2大海龍の鎧毛×2神秘の発光体×2 村★6街★4 ナバルタスク改 46900z 918 強撃 水240 青短青長 0% --- 大海龍の尻尾×3深淵の龍玉×1海竜の上鱗×5 街★5 グレートナバルタスク 68530z 1026 強撃 水280 青中 0% --- 覇王の証×3湾曲した龍角×3海竜の蒼玉×2 街★5 ファイアテンペスト派生 ファイアテンペスト ┗ フレイムテンペスト 名称 費用 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心 スロット 生産・強化素材 作成可能時期 ファイアテンペスト 41700z 864 強撃 火220 緑長青中 10% ○-- 獄炎石×3炎戈竜の碇口×3炎戈竜の尻尾×3 街★5 フレイムテンペスト 52000z 918 強撃 火330 青中 20% ○-- 炎戈竜の鋭爪×5炎戈竜の上ヒレ爆鎚竜の紅玉×1 街★5 魔鎖狩派生 魔鎖狩 ┣ 大魔鎖狩剛 ┗ 大魔鎖狩天 名称 費用 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心 スロット 生産・強化素材 作成可能時期 魔鎖狩 36900z 864 強属性 水250 防+8 緑長青中 5% −−− デプスライト鉱石×8たくましい龍牙×3峯山龍の甲岩殻×6 街★4 大魔鎖狩剛 53900z 1026 強属性 水300 防+16アタックボーナススロット+1 青長白中 15% ○-- 峯山龍の上腕甲×3猛々しい龍鋭牙×2堅牢なねじれた角×2 街★? 大魔鎖狩天 53900z 972 強属性 水300 防+16会心率+15%スロット+1 青長白中 30% ○-- 峯山龍の上腕甲×3大地の龍玉×2堅牢なねじれた角×2 街★? 黒の剣斧派生 黒の剣斧 ┗ ブラックハーベスト 名称 費用 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心 スロット 生産・強化素材 作成可能時期 黒の剣斧 77777z 918 強属性 龍300 青中白中 0% ○-- 煌黒龍の尖爪×4砕けた天角×4古龍の血×3 街★6 ブラックハーベスト 100000z 972 強属性 龍360 白中紫長 0% ○-- 覇王の証×3天をつらぬく角×3瑠璃色の龍玉×1 街★6 海賊Jアックス 週間少年ジャンプ(集英社)とのコラボレーション武器。 名称 費用 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心 スロット 生産・強化素材 作成可能時期 海賊Jアックス z % 期間限定
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■ゾウディアック2メールマガジン ■第7号 (2003年11月15日) ★サイトの更新情報★ ダウンロードコーナーにて、新しい壁紙を追加公開 同コーナーで、以前から公開されていた壁紙の修正版を公開 完成版公開予定時期の延期決定 新しい壁紙、そして修正版を公開致しました♪ どちらもなかなかの仕上がりだと思いますので、ぜひご利用ください。^^ さて、完成版の公開予定時期はこれまで「今冬」となっていましたが、 今回それを「2004年上旬」と改めました。 実に三度目の延期となってしまいます。(汗) 「上旬」と書いていますが、1月~3月までの間、 つまり来年の春が来る前に公開したいと思っております。 こんなことを言ってしまうと、多少プレッシャーになってしまいそうですが、 一応これが最終目標ということにしました。 現在のペースが保てれば実現できるスケジュールですので、 さらなる延期は、まずないと思います。 完成版公開をお待ちくださっている皆さんには、大変ご迷惑をおかけします。 最後にちょっと余談?になりますが… 前号で「嬉しいニュース」があったとお話しましたが、 実は前作ゾウディアックが、 「ふりーむ!」主催の「FREE GAME AWARDS 2003」にノミネートされました。 (※詳細 http //www.freem.ne.jp/contents/event/fga/2003/) これもひとえに皆さんの応援があったからこそだと思いますので、 非常に光栄に思うと共に、心から感謝申し上げます。 ★スタッフから★ [あつひと] え~。毎度あつひとです。 いつも駄文ながら書いておりますm(__)m 今回総指揮にも内緒で勝手に スタッフの仕事現場を紹介したいと思います~! 見付かったら闇討ちされてしまいかねないので 内緒ですよ!皆さん!! …えっ。もうバレてる…?? ひぇ~!命だけは勘弁を~!! とまぁ冗談はさておき― まずスタッフ専用ページがありまして、 そこには― 「打ち合わせ掲示板」 「アップロード掲示板」 「メルマガ掲示板」 「スタッフ用チャット」 の掲示板とチャットがあるわけです。 それに加えて各スタッフ仕事一覧と言う 欄があります。 基本的に 「打ち合わせ掲示板」 でゲームの内容等を話合う訳ですね。 だたそれ以外にも 「仕事の期限伸ばして下さい~!(T_T)」 「何寝ぼけたけた事いっとんじゃボケェ! 世の中そんな甘くねーんだよ! 明日までに終わらせねーと息の根とめっぞコラぁ!」 (※会話についてはフィクションです 汗 ) とか 「やっぱりダンロード数を稼ぐなら サラおねーさまのお色気ショットを…」 「いやいや。やっぱりジェーンの入浴シーンをっ…!」 「それならサラとジェーンの絡みが必要だ!」 (※だから会話はフィクションですって 汗 ) とか、 本編とは関係ない事でもりあがったりもよくある話です。 と言うか本編と関係ないところの方が 盛り上がっていると言う噂もちらほら…(滝汗) 「アップロード掲示板」と言うのは 僕など音楽スタッフなら曲、 背景やキャラデザインスタッフなどは絵を、 その名の通りアップする掲示板です。 Z2のβ版のアップなどもここですね。 もちろん提出した物がすべて通る訳じゃなく、 ダメだしされたり、さらに良いものになるように いろいろと言葉が飛び交います。 「メルマガ掲示板」 …は今僕が書いてる所ですな(笑) メルマガ掲示板に、スタッフ各々が適当に書き込み、 それをメルマガに貼り付けてる訳です。 …でも最近ちょっと停滞気味の感が…(-_-;) まぁそんな毎度ネタがある訳でもないので 仕方ないのですが。 特に総指揮、アマゾニアさん、タキケンさん 何かはコラムなどもありますしね。 実は僕もコラムのファンだったり♪ 皆さんの中にもコラムのファンは多いのではないでしょうか? 「スタッフ用チャット」 これはスタッフ同士の交流目的のものです。 主にゲームに関係のない話などを。 基本的に無人です(汗) たまに誰かと出くわすと急遽ミニチャット会 らしきものが開かれます♪ 最後に、仕事一覧には各々の名前が書いてあって、 そこに自分の仕事の内容が更新される訳です。 例えば…ん~。言っても問題ないかなぁ… 僕なら― 曲の速さや長さ、使用楽器と曲のイメージ― 「攻撃的な曲で」 「スケールの小さな天下分け目の戦いと言った感じ」 などと言ったものが指定されます。 とまぁ僕にしてはいつになく長く書いてしまいました。 ちなみに小学校から国語のテストは50点以下、 作文にいたっては主語が抜けてたり 文字数が指定の半分も届かない事もよくあるヤツが お送りしました~♪ いや。音楽やってる人って理系が多いらしいですし♪ (↑そんな問題か??) それでは皆様。この辺で♪ ★ユーザーから★ ■質問 今回、プロックスという怪物が体験版で二体でていますけど あのモンスターはひょっとして、何体も出てくる敵なんですか?(昨日DLした人さん) ■答え 率直に申し上げますと、ご察しの通り複数の個体が登場します。 プロックスは、少々特殊な敵という位置づけになっておりますが、 ストーリーとも多少関わってくるために、あまり詳しくはお話しできません。(笑) ★推定完成度パラメーター★ シナリオ ■■■■■■■■■□(90%) システム ■■■■■■■■■□(99%) スクリプト ■■■■■■□□□□(60%) BGM ■■■■■■■■■□(90%) 背景イラスト ■■■■■■■□□□(75%) 人物イラスト ■■■■■■■□□□(70%) 怪物イラスト ■■■■■■■□□□(75%) アイテムイラスト ■■■■□□□□□□(40%) しっかりしろー、スクリプトー。(涙)
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種類 スラッシュアックス 武器名 タイラントアックス レア度 3 攻撃力 190 スロット 0 会心率 0% 作り方・派生 素材生産:費用 30,000z 強化生産:費用 20,000z 強化生産:武器 グランドダッシャー 使用可能時期 下位 強化可能武器 タイラントアックス改